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後半の50年の為に改築かリフォーム耐震改修か

50歳あと50年あると考えると、元気な50歳から60歳までに
これからの生活などイメージしておきたいところだ

今住んでいる家にそのままというのであれば、長年住んでいると
住み方と間取りや家の性能がずれているはず、アジャストのために
改築か耐震リフォームという選択になる

年金など将来など不安がたつのは、当然で、少ない出費でと思うと
取り壊して、新しくするのは、仮住まいなど見えない経費もあり
今ある家財や・・・溢れたものをかたづける・・ことに目を背けると・・

改築より耐震などをいれた、リフォームになる。

基本的なことだが・・
この選択の時に二つの大事なことを建築設計のプロとして伝えたい

まずその一
耐震リフォームは家が崩れない・・・という事を保証できない
この事は大事なことで、100万円以上経費をかけると
地震がきても耐震をすれば、無傷で残る・・ということは保証できない
聞いたことがあるとすれば、体のいい営業トークで
正確には
崩れる時に、ペチャンコになるのでなく、女の人が横座りに座るように
隙間ができて崩れるように、つくること・・これが改修での耐震補強の最大でしかない
理由は、現在の家のように、細かく金物で耐震性能を上げられない
地盤の下は、補強ができないことが原因で
悪い地盤の場合には、長くゆれて、くずれることになる
新しい家を建てる時には、この事を理解して地盤の悪さに
割増しで耐震を上げている
だから・・大きな地震で隣の新築は壊れないが、自分の家は壊れることもある

二つ目として
あと50年住むときに
溢れるものを、もったいない・・まだ使えると、人の居場所がない
そのままで暮らすのかという事がある

改修したんなら、スッキリと生まれかわったように、生き生きとした
生活を送って欲しい、暑さ寒さもあるが、ひどくなく、友人や知人が
きても、楽しく時間を遅れるような、開襟をひらいたインテリアをつくってもらいたい

それには、ソファより素敵なダイニング・・そして自分のために、素敵なベッド
を用意するのだ

ダイニングは120センチの丸をよくつかいます。
楕円でも四角でもいいのですが、食べ物を真ん中において
顔がよく見えるように丸くすわると、話もはずみますから・・素敵な人が
尋ねてきてくれるはず

椅子は少し低く、テーブルも少し低くつくると、見えない工夫ですが
ゆったりとした、時間が流れるはずです。

魔法はないですが、素敵なテイポットにたっぷりとお茶をそそいで
ゆっくりと話すと、本当に時間がはやく流れるはずす。

そんな素敵な時間が流れるインテリアにすることが、二つ目の問題です。

耐震リフォームでも、ゆったりと時間が流れる、部屋をつくることは
大事なことです。

第三土曜日はT設計室一級建築士事務所は見学とセミナーの日です
詳しくはホームページをご覧ください
by tsekkei_net | 2019-12-21 08:56 | Comments(0)
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