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フリーメンテナンスから長く家を使うという考え、「木が一番」

誰もが、ローンで家を建てる人は、ローンの期間中には
メンテ費用は、できればなくなってもらいたいと考えるだろう

メンテナンスフリーを方が多いようです。

「外部に使う木材はよごしたくないの・・」と、内部に使う「ニス」を
ぬっていたご婦人もいましたが、内部用として販売しているものは

雨で流れてしまいます。紫外線も内部に使う製品では、期待はできません。

ベテランの建築設計者は、外部に使う木は、外部塗装を塗る
(ペンキではなく、外部塗装という製品)場合
グレー系の色を使っました。

何年かして、外部塗装が期待できなくなった場合でも
グレー系の色を最初からぬっていると、塗装の部分は目立ちにくいですね

確かに、塗装は再度塗ったほうがいいのですが、定期的にぬっても
木材は痛みはきます。

じゃあ・・木材でなく、プリントの外装材(サイディングと呼ばれているもの)
であれば・・メンテンナンスはないのか

というと、フリーメンテと営業マンやカタログに書いてあっても
10年たつと、同じように傷みます。

プラスチックが腐らない、かびない、と使っている場合
外壁などでは、火災の時、隣の火をもらいやすので、
町中では使えないのですが、米国などの広い場所で
隣と10m以上はなれているところでは
問題ないのですが・・基本的に樹脂製品は
化学物質の使っている塩素が紫外線で固くなりポロット
割れることになります。
塀などプラスチックの竹や自転車置き場や自動車のカーポートの屋根など
10年以上たつと、割れていたり、折れているところがありますので
プラスチックも永久ではないのです

ALCなどもジョイントに使うコーキングは数年で防水性能が墜ちますから
塗装をまめにしないと、やはりだめですね

塗装などは、毎年とはいいませんが、数年ごとにすることにより
効果があります。

また、自然素材では、痛んだパーツは交換するという
日本的な発想があります。

例えば、障子ですね、一年ぐらいで、張り替えます。

きれいな新品のような紙を張った障子はきもちいいですね

畳もそうですね、10年くらいで畳変えとか
畳表だけかえる・・ということで新品になります。

さて、建物の外壁も交換する素材はあるでしょうか

ありますね、それが木材です。メンテナンスはするが
高温多湿の日本では、永久はありえなく

壊れたパーツだけ、取り替えて新品のように使う
日本的な発想・・「もったいない」が
木材を使う外壁の素材で使えます。

そう思うと、交換することができる素材として
木材は優秀で

外部の建具も木材でつくり、隙間から入る
漏気はパッキンで留めるという考えもあります

アルミサッシは腐らない、カビないと
思うかもしれませんが、白いカビが生えるので
見えないからそう思うだけで
アルミサッシは塗装がはげると、白いカビが生え
これは、研磨材でとれますが、現場で塗装をかける方法は
むずかしいでしょう。

フリーメンテから長く使う材料として考えをかえると

木の素材は一番だと思います。


T設計室一級建築士事務所のホームページ
by tsekkei_net | 2019-02-18 14:54 | Comments(0)
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