デザインや形は意味があることが多い 気候や風土など、たくさんの災害などあると、民家はそれらに対して工夫していることがわかる 台風被害で壁が壊れた民家の問い合わせにういってきた。 大きな東風で農家の出入り口の上の小壁が落ちている 南側に開口が多い民家は 小さい壁だが、小壁が耐震の要素に貢献している 台風24号は静岡市では、強い東風があった その風に対して抵抗した小壁だが、強い風がよせる力に シワがよるように壁に力がかかり、 半分バサットおちた 木舞などは、竹や木を井桁にくんでそこに田んぼの土と畑の土をまぜて 団子状にしたものをまずくっつける。この部分が下地で体力があるとこと それに中塗りで平らにして、仕上げをしている 壊れないとはいわない、民家は壊れても簡単い直せるようになっている 台風や地震がくると、通常は仕上げと中塗りあたりの部分が割れたりとれたりして 下地は残る そこに土だからまたぬって補修をすれば、耐力はもとどうりになる。 長く使うには補修できる事が肝心なのですね 昔の知恵です。地震や台風で壁は外部でも割れますから、そこに雨が浸透しないように 当然に軒は下げるわけです。 よく使われるサイディングはどうでしょう たしかにヒビはないようですが、ジョイントに目地があり その目地も同じように、ヒビがはいると水が入るのです。 できれば、形として壁に雨がかからないデザインであれば 万がヒビが壁にはいっても漏水にはならないわけです。 最近軒を上げている家もありますが これは、日本のように台風がないアメリカなど西海岸の家かもしれませんが・・ 向こういくと、このデザインは見ませんね・・・
年間降雨量1000ミリ以下の1/3程度の雨ですが 多分今度は日差しとか入れると、冷房が効かないので、軒を上げるデザインは ないのですね・・それなら・・軒など無くてもよくなりますし 雨を引き入れるこのデザインは人を入れる商業施設ではいいのかもしれませんが 住宅では無意味なのかもしれません。 <地味ですが、気持ちのいい家をつくるT設計室一級建築士事務所のHP
by tsekkei_net
| 2018-10-10 09:48
|
Comments(0)
|
リンク
カテゴリ
全体 tsekkei 設計条件 無料相談セミナー2024年2月17日 家づくり初心者の教室 小さな素敵な我が家の作り方 片づく家には、秘密がある 床下エアコン 食事が旨く見える照明 坪単価のウソ 玄関引戸にしてスロープにする 【土地からの家づくり】土地を買う前に設計 【耐震性能】耐震性能をあげるとどうなるの 10分で中古住宅を選ぶ時、プロはどこを見 リセット住宅 木の家と木の台所 【分離発注】の良いそ、そして悪い所 【エコ】太陽光発電はお徳でなければエゴ 土地からの家づくり 分離発注いいところ悪いところ 【上手な選びかた】住宅のカタログの見方 床下エアコンで全室暖房 現代民家(落とし板工法) 【改修工事】いまある家から住みやすく 今ある家を使って平屋ぐらし 焼き杉の家 個室群住居 コストコントロールと使いやすさ 耐震補強工事 大工がつくるキッチン インナーガレージのある二世帯住宅 【インテリア】木と白い壁はナチュラル 木の家の魅力 落とし板工法で家をつくり耐震アップ 木の家(現代和風) アイランドの換気、キッチンの中を通す コスパのいい木の家 外に閉じて中に開く、防犯の高い中庭住宅 冬の静岡市で暖かく暮らす大きな日が入る窓 開きの玄関、中に開く玄関もある 瓦屋根の飛びコミ営業の口上 暖かい無垢の床、暖かくない無垢の使いかた 片付けなくてもき見える見える 南側に素直に家の向きをつくるいいこと 静岡に住む時、方位について知ること 快適を安くするにはどうするか 二階建てを平屋に住む 玄関はフラットでもいい 2階にリビング 手摺りを選ぶ 中庭住宅見学会 通常になった家の中の仕事場所 夏の省エネ 室温28度でエアコンを入れる 開放の間取り ユニットの改修、シャワーの内風呂 10分で中古住宅を選ぶ時、プロはどこを見 窓は南側がいい・・まさか南側のは人の使わ まずできる耐震対策は 未分類 タグ
終の住処(16)
木の家(15) アントニオレーモンド(15) 中庭住宅(13) 静岡市(10) リセット住宅(8) 分離発注(8) リフォーム(8) 静岡(7) 60歳の家づくり(7) 改修(7) メンテナンス(6) 終のすみか(6) 木造(5) 二世帯住宅(5) 家のメンテナンス(5) 50歳からの家づくり(5) 落とし板(5) 静岡の木(5) 薪ストーブ(5) 最新の記事
記事ランキング
検索
|
ファン申請 |
||