先日に引き渡したお客さまが お盆お休みで、お子さんとよってくれました。 アパートから仮設住宅に住んで 引き渡して、酷暑の夏・・快適で、今年の夏休みはご自宅で すごされたのだという 基本的に酷暑の夏に合わせた訳ではありませんが、屋根下の断熱の設計性能をあげて いるので、酷暑の夏は板金の屋根でもすごく快適です これは、工事中暑い日でも、家の中に入ると 体感温度が外の気温より下がることで、実感できたことです。 訳あり屋根工夫として 通常天井上に入れる断熱を、最上階の梁の間、高さ24センチにすべて入れてあります 日差しが強い日でも2時頃ピークの日差しの温度は屋根から伝わり、天井まで伝わってきます しかし24センチの断熱材の厚みなので・・日差しが落ち着く午後4時ころでは 屋根からの温度変化は、天井下まで酷暑の熱が伝わらないのだという。 家の性能評価としては断熱計算には加算できないのですが・・体感温度は確実に性能が上がります 最近の設計ではこのウッドファイバーを最上位の屋根に24センチ高さで 天井の上全体にいれることにしています。 その訳あり屋根は通常よりコストは上がりますが・・工夫として 部屋の 天井高さを2.1mに共通させて、建物高さを通常より60センチ程度 低くつくってあります。インテリアとしては圧迫にならないようにしてあります。 引き戸は天井一杯につくり、照明器具を天井にはつけていないので 2.1mの天井でも全体の印象として横長の落ち着いたインテリアになり 居間の吹き抜けで家全体が見渡せることで、天井が低くて気になることは ありません。 工事をしている大工が、毎日きていると、天井高さは こちらの方がよいようだと、言っていました。 すこしのことですが、建物全体の高さが60センチ下げる、 外部の足場、外壁の工事面積も少なくてすみます。 各階の内部の天井高さが各階30センチ低くなり 室内の仕上げ建材さらには手間が少なくなり 全体の工事費は下がる工夫となります。 さらに断熱を入れる手間があるのですが 上棟の大工の人数の多い日に、屋根の断熱材を入れることに しています。そのあとの通常の業務の 大工の負担にならないように工程を工夫してあります。 結果として、ウレタンの断熱の費用の半分の費用で それ以上に断熱の性能はあがっています。 T設計室一級建築士事務所のホームページ
by tsekkei_net
| 2018-08-16 15:26
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