家の間取りは安全で清潔なことが肝心

間取りは時代によってかわる
ちょっと前まで、家の中で結婚式や葬式が行われた家では
間仕切りの戸を取り去ると、大きな部屋でたくさんの人が
集まれる、とうしの間(和室などが二部屋以上繋がる間取り)が
重宝された。和室なので押し入れがあり、床の間がある

ただこの間取りは中廊下と呼ばれる廊下を部屋が挟む格好になるので
風がぬけない、いつも冬には廊下はひんやりとしている
廊下を挟んで北側に水周りと呼ばれる風呂、洗面、便所、台所、食堂が
集まるので、北側の日が当たらない場所での食事は暗くて、明かりをつけて
冬には木の床も冷たく、ファンヒーターが背中からあたっていないと
暖かさは感じない・・冷たい木造での生活となる

ハウスメーカーなど、核家族(お父さん、お母さん、子供男、子供女)が
生活する、子育て世代の時代のニーズに併せて、幕の内弁当のように
なんでも詰め込んで、通常ついているものはすべてある・・この事だけが重要と考える
自分をハウスメーカーの家にすり込んで行く作業のようだ
和室も小上がりで、キッチンはなぜか対面、広いリビングは天井が高くを希望して
なぜかデザインハウスと呼ばれるが
全国同じタイプの振り分け間取りの家がハンコを押すように普通の家がたつ
個室は充実して一人に一つが基本、家人は食事も部屋で好き勝手に
コンビニで買う食事となり、集まるはずのリビングは誰もいないで
お父さんがサッカーなどの観戦をしているだけで、他の家族は
携帯で自分の部屋で好きな番組を見ることになる
この個室重点方式の家は玄関から自分の部屋まで人に見られるに出入りできる
これを、自由とよぶか、放任主義かひとそれぞれだが・・
間取りは
参列に騒然とむだのないように見える
玄関を南側に階段が真ん中にあり、片側に食堂リビング、片側に客間とよぶ
和室がある階段振り分けプランがショールームで説明をうけると
効率的な印象がのこるため、今でも核家族はこの間取りを好んでいる

ただ、子供が狂気にはしり殺人やいじめにあう事があっても
普段家族はお互いの部屋で自由に暮らす間取りのため
不幸は間取りに根源があると言われる間取りなので、設計者はこの間取りは
あまり好きではない。

その家のこのみではあるが、なるべくなら
家族が笑顔で一同に食事をするなど語らう場所があり
西洋のリビングのように、家族が病気でなければ
個室にとどまることなく、リビングで自由にしている家族を
想定する間取りを設計者は選びたくなる。食事をする場所から
南の窓から見える位置にレイアウトされる間取りとなる

家づくりは、安全で清潔であれば、どの間取りでもよいのだが
家族の笑顔も間取りから生まれる・・おいしいものを
一緒に気持ちよく食べることで、これも間取りからできるような気がする

気持ちよい間取りをあなたにT設計室一級建築士事務所のホームページ
by tsekkei_net | 2018-05-07 09:22 | 家づくり初心者の教室 | Comments(0)
<< 「風呂と玄関はひとつにして」 輻射暖房という選択 >>