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吹きぬけがある建物

暑い日が続き
建設中の現場で打ち合わせる
窓を開けると現場の中で風が渡る
外の日差しでは蒸し暑いのだが
中ではひやっとする

大きな吹きぬけのせいではないか
また風が抜けるように窓を南側と北側につけてあり
風道が確保されているせいだと思う。

夏には、ひやっとする吹きぬけ
風道だが
冬にはどうかというと・・
南側の日差しがあたっている場所の
暖かいい風が部屋を渡ると冬には暖かい

どうも日本の家はこの風を上手に
使う家が住みやすいような気がする。

ある住宅批評家が、窓を開け閉めする事で
部屋の温度を調節する。事を説明していたことを思い出す。
窓の開け閉め・・つまりは外の風を入れるか閉め出すか調整をしろというのだ。

そして建築設計者が窓をあける動機つけ
朝には窓をあけて天気を見て、今日の一日がんばるぞって思いをもつ
そこには、パジャマでも窓を開けても問題がない
プライバシーの配慮が必要なのである。
四季を織りなす木々も庭と部屋が一対になり
自然を楽しめれば・・自然と窓の開け閉めができ
風を取り込める家になる。

建て売り住宅のように道に面して
大きなテラス窓をつける不作法では
レースのカーテン程度のプライバシーで
窓は開けずに風が渡らぬ家となる。

つまり、窓をあける。この事が自然を取り込む作業なら
その動機付けを住まう人に起こさせる
設計者の配慮がその家の風情となるのである。


吹きぬけがある建物_f0057011_13364562.jpg












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by tsekkei_net | 2008-07-10 13:57 | Comments(0)
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