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台風や大雨のあと、天井や壁の漏水を発見したら、迷わずに直すことを考える事をおすすめする。

大きな台風や大きな雨が先月から続き

漏水の問い合わせがある。

屋根の漏水は雨が降っている時は調べることができず

その後の晴れ間には、漏水の様子も分からず

問い合わせの方の話と場所で漏水を想像する

事が多くなる。

通常南側に大きなあるバルコニーはくせ者で

通常の雨なら、問題がない雨も

風が強い台風や真南からくる大雨になると

天井からぽたりぽたりと落ちてくる・・こんな時は

雨が強い風でバルコニーの上で小さい津波状態を

起こして、サッシを乗り越える事が多い。

上にバルコニーのある天井の漏水は

たいがいはサッシの下からが多い。

また若い設計者が好む大きな吹き抜けがある壁からの漏水は

大風の時に壁が一時的に弓なりに曲がり

開いた隙間から水を吸い込む。

この場合などバルコニーなどの容疑をかけるものがないのに

漏水するので、不思議な現象なのだが

若い設計者の構造的な判定の癖がある。最小限の柱のサイズ最小限の梁の

サイズなど、ローコストを意識しすぎて、最小を選ぶと、大風で瞬間センチも

柱や梁がしなる事もあり、梁がないすっきとした、大きな

吹き抜けなどでは、何十年に一度の台風では、水を呼ぶ家になる。

どちらにしても、漏水はシャーロックホームズが名推理をするように

考えないと、場所を特定することができないので、設計の経験が必要なのかもしれない。

大事なことは、家の補修はその都度直す。

木の家が痛む理由に腐朽やシロアリがある。

水道の漏水、雨水の漏水があると、一気に家は腐朽やシロアリを呼ぶので

天井や壁の漏水を発見したら、迷わずに直すことを考える事をおすすめする。



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by tsekkei_net | 2011-11-29 09:03 | Comments(0)
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