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ワインの話・オーガニックワインでも 自然派のビオワインはまずい。ヴィン・ナチュレはうまいのはなぜか

ワインのトリビア(雑学)を教えてくれるワイン教室に
通って数年、今回は「オーガニックワインでも 自然派のビオワインはまずい。
ヴィン・ナチュレはうまい。 」のはなぜか?
これが今年のワイン教室のテーマ


ヴィン・ナチュレと呼ばれるワインは造り方に視点を当てたワイン
ワインは日本酒のように酵母・水はいれないで、ワインだでで造るのが
誇りだと考えている。だから出荷の際には極力体に悪い酸化防止剤は
いれない。(海外に出荷する場合は多少使うおtころもあるという)

ヴィン・ナチュレは手つみのワインにこだわる。小さいぶどうや痛んだ粒のぶどう
ゴミなでも、手つみだから取り除ける。すると粒がそろったブドウ達は
ブドウについた酵母で自然に十分に発行して、酵母・水を入れなくても
熟成したワインができあがる。

一方ビオワインと呼ばれるワインは世間では
オーガニックのワインと呼ばれる自然派ワインであるが
実はワインの造り方でなく
土地の方で認定を受けている。企業は土地さえ
認定をもっていれば、手つみにはこだわらず
機械でぶどうをつみ、大小・ゴミがまざるブドウは
十分な期間の発酵ができなくても、酵母をいれて
人工的に発酵させ、色々なブドウ酒を調合して
毎年その工場の味にブレンドしてブドウ酒とする。
空気で酸化して味がかわらないように、品質管理をしっかりする。

またここでヴィン・ナチュレ派は吟味したブドウで酸素にあたらないように
循環させて発酵したワイン、樽のなかには酸素は自然の酵母で
二酸化炭層になって、自然にワインにちょうどいい環境に
なっている。それならば、フィルターにかけたり、調整しないで
そのまま瓶ツメにすれば、おいしいワインが食卓のテーブルに
届くと考える。
この工程は簡単なようだが、色や味、匂いを調整しないで
樽から生にだすのだから・・毎年味が違うのが、ワインを知っている
人の常識。

さらに「還元臭」という匂いがヴィン・ナチュレのワインのシンボルになっている。

「還元臭」とは発行中・発酵直後のワインは密閉式の醸造設備で醸造した
ワインや窒素ガスを充填したうぃあん、亜硫酸値が低いワインなどに
開封直後にみられる。

ゴムタイヤ・痛んだタマネギ・ニンニク・茹でたキャベツ・ブロッコリー
卵をゆがいたような匂いと感じる

アルコールに含まれる発酵臭に生成される硫黄化合物、チオール科学物
原因・・空気に触れると抜栓後には空気に触れるとなくなる。

なんのことはなく・・特有の臭さがあるのだが・・これが

マニアの間では、「飲まなくてもいいからずーと嗅いでいたい臭いとか・・・」(汗!)

しかし、酸化防止材がないこのワインはいくら飲んでも悪酔いしない・・・
(短時間でたくさん飲むのは体内が代謝できないので・・適当に・・)
という。

ワイン飲みの二日酔いがない。一日ならどこかのワイン会では一人5本ぐらい
飲んでいるのでは・・と聞くと耳がダンボに思わずなる。

臭いになれれば、二日酔いはない・・何か勘違いのようなだが、そうも聞こえるワイン!

今回はパスかルシモイニッテイの 
バイオレットラベル・(ガストン)ブラックラベル(ピノノアール)ブルーラベル(ガメイ)を試飲した

このワインはテーブルワインの認定なので、年代・ブドウの種類の記載がない。

ラベルもつく手のパスカルシモニッティが手書きの・・余りうまくない・・だが彼のワインへの
オマージュ・・ワインにはブドウしか入っていないことを表すラベル。

テーブルワインといい表示はフランスでは三回の認定チャンスがあり
判定で臭い・色・味などで落とされると場合がある。
三回おとされると、そのワインは醸造ブランデーの二束三文の指定を
うけるので、二回判定に落ちると、テーブルワインの認定で甘んじて
3回目の認定をうける人はいない・・あたり前

このテーブルワインはフランス国内では、年代・ブドウ酒など記載できない
ので、マニアに訴えるために、ラベルのデザインは斬新
(この手のワインの常道だのでだが)
ラベルが現在は違う文字の記載がある
「飲んだら死ぬ」とフランス語でかいてある。

たばこなどには、このたばこを飲んだらあなたは
死にますよと書かないと、国内では販売できない。
それをもじって、ワインにも、強いメッセージをのっけた
ワインマニアであれば、思わず手に取ってしまいような
おしゃれな名前がラベルを飾っている。

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by tsekkei_net | 2011-02-23 07:18 | Comments(0)
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