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低層階(1階から3階)は木を使って建物をつくる。結婚式が挙げられる木の工場

写真を見た時から、この建物は、美しいと思える木の工場がある。
住宅作家の建築家三澤文子さんと木の構造に強い建築家稲山正弘さんの
コラボレーション。間口18m 奥行27m近くを住宅用の長さ6m以下 成が30センチ程度の
杉材を使って樹状トラス(稲山さんの説明)で作っている。
庇も3mの幅で庇が浮いていたり、ホントに木造と疑いたくなる建物。

実は今日が見学会なのでだが、都合がつかずに
行けずにいるが、機会があれば見学みたい建物の一つ


低層階(1階から3階)は木を使って建物をつくる。結婚式が挙げられる木の工場_f0057011_11461248.jpg



設計者の三澤さんによると、「働く人が結婚式を挙げたいと言うような
エレガントは構造を稲山さんに期待」したとか・・・・

この建物は説明は
木の建築フォーラムで稲山正弘さんの木の建物の構造セミナーの最終日に
私も出席して説明をうけている。普通な設計者ではでlきない、まさに
稲山マジックのような建物。

低層階(1階から3階)は木を使って建物をつくる。結婚式が挙げられる木の工場_f0057011_11544153.jpg低層階(1階から3階)は木を使って建物をつくる。結婚式が挙げられる木の工場_f0057011_11543262.jpg


軒高9m以下最高高さ13m以下延べ面積を500㎡を少し小さいので
通常の2階建ての木造住宅のように、構造計算は確認申請では
必要がない。もちろん構造計算は行っているのだが
当該の役所でも、必要でないので。添付をしなくて
良いと言われた。
(樹状トラスの接点がずれて曲げモーメントはかかるが大した事はないの・・と説明をうけても多分わかりにくいらしい。)
通常の杉材であれば、三澤建築事務所が木材の含水率・ヤング係数の検査で
木材を厳選したので、可能な建築。

全国の普通の工務店・大工が大きな木造を作ることができる事を示すいい例として
雑誌でも紹介されるはずである。

今年6月には低層階(3階以下)の公的な建物は木造で作らなければ行けない。
法律で決まった。
しかし、地方では大きな建物は鉄骨で造る事が通例
(設計者が慣れていること、値段が一番安い建設方法として木造は選択されなかった)

試算によると今回の建物は鉄骨構造より安くできたとか
後は木材を使う設計者が木造をつくる材料を検査して
構造設計をしながら、木で住宅以外の建物をつくることに
より、炭素を都市に固定してエコの環境整備に貢献する。

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by tsekkei_net | 2010-10-30 12:03 | Comments(0)
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