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【間取りとライフスタイル】狭い間口の間取り

道路に接する敷地の長さは2mが最低と決められているが
(これは、緊急車両(消防車とか救急車が駆けつけている時必要な寸法)

まあ、細長い敷地をうなぎの住処に例えて「うなぎの寝床」と呼ばれることも
あるが、その昔は間口が長いと、税金の値段が上がった事もあり、城下町
東海道など旅籠の宿などでは、その名残で間口が狭く、奥に長い敷地が
いくらでもある。そういえば京都もそれに習って、奥に坪庭などがあり
昔の姿を残す住宅もある。

この敷地で建て替えとなれば、通常は張閒方向(建物の短い方向)に
耐震要素(壁や筋違スジカイ)がとれずない間取りとなれば
鉄骨構造や集成材を使う木造となるのだが・・・(二階建てを想定している間取りではあるが)

下の間取りは道路に面するであろう、赤の部分は窓や車庫の入り口である。
耐震の要素の壁はやスジカイは真ん中に集めてある。これでも
耐震の性能は高く。在来工法の木造で十分で耐震住宅がつくれる。

鉄骨や集成材が悪いわけではなく。狭い住宅では割高になる要素になる
一つに、基礎が割高となる事がある。

在来工法で計画が、店舗のような建物、車庫があるような場合までできれば
割安の方向で工事ができることは言うまでもない。

ただ注意する事は、三階建ては、構造計算が必要であることは鉄骨・ツーバイフォー
他の建物も同じである。

町中での三階建て「防火の問題」も、火災になり、梁・柱の太さを
大きくすることで、柱・梁が見える住宅の三階建ても可能になっている。

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静岡(しぞーか)木組みの家←木造・木の家の事・注文住宅の事を書いてます。


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by tsekkei_net | 2010-08-31 14:47 | Comments(0)
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