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木造住宅の構造基準は進歩している

グレー本と呼ばれる(表紙の色がグレーの本という意味)
木造の許容応力度設計
色々な実験データーがベースとなり
むずかしいところを
改良して
2003年の本から改定され
2008年の新グレー本となった。

30年前ならツーバイフォーなら構造に
きびしく在来工法は職人の感がたよりで
耐震的に劣ると言われた時代があったが

阪神淡路の地震から
一変、実物の建物を破壊する
試験から、データーベースが
一新されつつある。

そんな中でのグレー本の解説を
受けに東京のセミナーに参加

タルキなどの新しいデーターでは
巾が40ミリ以下の薄いタルキの
ツーバイ材料では屋根の耐震性能が
期待できないようだ。

今回のグレー本ではタルキの
屋根剛性0.7を期待するには
四五ミリの巾以上という事が明記された

むずかしそうだが
実験で巾が薄いタルキは地震で
屋根が地震のとき、制御するタルキが捻れて
性能が期待できないのだそうだ。

在来も実験に基ずくデーターの
バックアップから勘でなく数字で
判断できる時代になっている、

木造住宅の構造基準は進歩している_f0057011_1083082.jpg木造住宅の構造基準は進歩している_f0057011_1084441.jpg


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by tsekkei_net | 2009-08-23 10:09 | Comments(0)
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